昨日1月31日の満月は、スーパームーン、ブルームーン、ブラッドムーンが重なる、「スーパーブルーブラッドムーン」だったそう。皆様はいかがお過ごしになられたでしょうか?こういう時よく言われていることは引き寄せる力が強くなったり、なにか転機が訪れることが多いと言われますが、とてもドライに捉えると「意味をつけるから」です。私はこの「意味づけ」は嫌いではないですし、人生を彩る為に大いに必要な要素だと感じています。スーパーブルーブラッドムーンを一緒に見たり、その時に出会った人とはなんだか運命みたいなものを感じてしまいますものね。素敵です。

さて、スピリチュアルと宇宙のことってなぜだか近いものとされていることがあり、よく宇宙の現象と現実で起きることのリンクを提唱しています。あるかないかでいったらあるとは思いますが、その考えってあまりにも「地球至上主義」の上に成り立っているんです。「地球が宇宙の中心であり、その他の宇宙体系は地球の為に存在している」という。私はあまりにも宇宙の現象とスピリチュアルを重ねることはファンタジーの要素が強いと感じており、本当にスピリチュアルのことを理解していない物差しとして受け止めています。全てはマクロの中のミクロであり、ミクロの中のマクロであることを伝えようとしていることは十分に理解でき、共感出来るのですが、宇宙の現象をミクロである自分に当てはめるのはかなり難儀です。これはスピリチュアルに明るくても明るくなくても同じです。「宇宙でこれこれこういう現象が起きるから、今年は引き寄せの力が強くなる」って「なぜ!?」だとおもうんです。これが冒頭での「意味づけ」に過ぎないのだとしたら、スピリチュアルは意味を持たないことが真理である為、それは既にスピリチュアルではなく、妄想や思想にしか過ぎません。妄想と思想とスピリチュアルの区別を付けて、綺麗な人生の彩りを選択してください。・・・という、私の思想でした。

それでは、愛と感謝と尊敬と祈りが溢れますことを
江島 零